祭り当日の午前中、実行委員たちは準備に余念がありません。
自宅を失った東川さんも赤いハッピを着て気合を入れます。

(東川今さん)
「あ、でもドキドキしてますよ。みんな楽しそうなのでいいですね」
「こういう時だからこそ一つに集まってこういうお祭りをして気持ちを新たにして楽しんで、そしてまた元の生活に戻るということはすごくいいことだと思います」

実行委員の若者たちの思いは住民たちにしっかりと伝わっていました。

(東川今さん)
「もう本当に最高のひと言ですね。ここまでやって良かったなって思うこともなかなかないですし、私にとっても本当に思い出の1日になったので忘れることはないです」

(実行委員)
「いきますよ~。綾里最高~!」「最高ー!」

オール綾里で復活した夏祭りは、復興に向かう地域に元気を広げました。