星や宇宙と岩手との関わりを知ることができる企画展が、盛岡市の県立博物館で開催されています。

県立博物館で現在行われている企画展、「星にねがいをー宇宙といわての年代記ー」では、さまざまな時代の星や宇宙に関するおよそ140点の資料を展示しています。
古くから星は祈りや信仰の対象で、家紋や甲冑にも星が使われていたことが示されています。

時代が進み、近代では奥州市水沢に国立天文台の緯度観測所が作られ、太平洋戦争の終戦の日にも観測が行われていたとする記録が残されています。
また展示品の中には、星を題材にした作品を多く残した宮沢賢治に関する資料も多くあります。

星や宇宙と岩手とのかかわりを知ることができるこの企画展は、8月17日まで開催されています。