河野さんは、カフェのオープン準備と並行し、町の特産品開発にも取り組んできました。

こちらが3月完成した「まじないもなか」。なんとも不思議な「顔」がもなかに描かれていますが・・・

(河野さんと甲斐谷キャスターやり取り)
「『人面墨書かわらけ』のもとというか出土されたものが展示してあって」
「なに?この面白い顔と思って、これをモチーフにできないかな。平泉は世界遺産の町というだけでなく別の視点からのお土産にならないかな」
墨で土器に人間の顔を書いた『人面墨書かわらけ』は柳之御所遺跡から見つかったものです。

これは平安時代、まじないや魔よけの儀式で使われたものとみられています。
ちなみにこの表情は笑っているように見えますが、苦悩している顔だと言われています。
その表情を忠実に再現し、一関市の菓子店と協力して完成したモナカ。
割ってみると?

(甲斐谷キャスター試食~やり取り)
「お餅だ!餡子の甘みとお餅の食感がいいですね。実は平泉さんの小豆ともち米を使っています」