岩手県大船渡市の山林火災では、100棟を超える住宅が焼け、再び仮設住宅が建設されようとしています。現場から中継です。

私の後ろに見える旧綾里中学校が建設予定地のひとつです。
2月26日に大船渡市内で発生した山林火災では住宅102棟が焼け、このうち76棟は全壊でした。
市は10日、仮設住宅の整備を県に要請していることを明らかにしました。
仮設住宅はこちらに30戸、赤崎町の旧蛸ノ浦小学校のグラウンドに10戸がそれぞれ建設される見込みです。

大船渡市での仮設住宅建設は東日本大震災のとき以来です。
例年であれば地域が鎮魂の祈りに包まれる日ですが、2025年は状況が一変しています。地域の人からはきょうが3月11日だということを考える余裕もないというような声も聞かれました。

以上、中継でお伝えしました。