栽培開始から3年、木はヘーゼルナッツを収穫ができるまでに成長し、2024年が初めての収穫です。

(実がなっているのをみつけた瞬間はどんな感じだった?)
「本当に3年以上時間かけてきたものがようやくひとつ形になって、ひと安心というか、今までやってきたかいがあったなと思った」

(畑で叫びたくなったのでは?)
「そうですね。ガッツポーズが出た」
収穫できたのは3年目を迎えたおよそ100本の木のうち10本。
実にして30粒ほどです。

今はまだわずかな量ですが、内澤さんは今後、さらに生産量を増やし、商品化も進めていく予定です。
「収穫量が増えていけばいろんな商品化ができる。いろんな商品を作って、岩手県の新たな特産品の一つになって、それを全国、そして世界に伝えられるのが目標でもあり夢でもある」

初めての収穫で、また一歩実現に近づいた内澤さんの夢。
ヘーゼルナッツを岩手の新たな特産品にするため挑戦は続きます。