パイナップルは2年~3年ほどで実をつけるので、実がなるまでに2、3回、寒い岩手の冬を越さなければなりません。
かなり大きな設備のため、全体を温めるには限度があり、温室とはいえ5度~14度の気温で冬を越すことになります。
これはパイナップルにはかなり厳しい条件です。

それでも健気に岩手の寒さに耐えてきたこのパイナップル。
今年の冬に収穫するそうです。
おっと!大事なことを忘れていました。
このパイナップル。食べられるの?
この施設を管理している岩手県立大学校 研修科 花きセンター担当の及川耳呂さんに聞いてみました。

「うーん。おいしく実ったら食べてみたいですけどね。おいしくなるかはわからないですね」
そうなんですね。実は育つけれど、おいしくなるかどうかは微妙。
と、いったところですかね。

パイナップル君たち、この残暑で糖分を蓄えて、おいしく実って下さいね。
応援したい気持ちになりました。