往年のスターが子どもたちに熱血指導です。
プロ野球巨人のOBたちが30日、岩手県宮古市田老で小中学生を対象に野球教室を開きました。

野球教室を開いたのは篠塚和典さん、定岡正二さんら元巨人の選手4人です。
教室は、東日本大震災の被災地の球児を支援しようと2012年に始まり、コロナ禍の中断をはさんで今回が10回目です。
30日は宮古地域の野球チームから児童・生徒合わせて104人が参加して、ポジションごとに指導を受けました。

子どもたちは首位打者の経験がある 篠塚さんから、バッティングに必要な腰の回転と体重移動についてアドバイスされると、その動きを実践していました。

(参加した小学生は)
「やれることはやって自分もプロ野球に行きたい」
「きょう学んだことを生かしてこの後の大会でやってみたいです」

巨人の元選手たちは今後も若いOBを加えながら、野球教室を続ける考えです。