札幌市が目指してきた2030年の冬季オリンピック・パラリンピック招致について、札幌市の秋元克広市長とJOC=日本オリンピック委員会の山下泰裕会長の会談が、午後3時に始まります。
会談後、札幌市は2030年の招致を断念し、2034年以降の大会招致を目指す方針を明らかにする見通しです。
札幌市は2030年の冬季オリンピック・パラリンピックの招致を目指してきましたが、東京大会をめぐる汚職・談合事件に対する不信感などから市民の支持を広げることは困難と判断。2030年大会の招致を断念し、2034年以降の招致へと転換する方針を固めました。
秋元市長は、11日午後3時から東京で日本オリンピック委員会の山下泰裕会長と会談し、その後午後4時から会見を開き、招致の時期を2034年以降に転換することを正式に発表する見通しです。