岸田総理は「異次元の少子化対策」を掲げていますが、子育ての現場はどうなっているのか。
眠らない街、札幌・ススキノにほど近い、24時間営業の保育園に密着すると、その課題が浮き彫りになりました。

金曜日、多くの人がマチに繰り出すススキノ。
そこから1キロほどの場所にある認可外保育施設「ペンタゴン」です。
生後5か月から小学6年生までの子どもを24時間預かっています。
午後5時半、普通の保育園ならお迎えの時間ですが、ここでは子どもの預かりのピークです。
保護者の仕事はさまざま…

保護者
「会社を経営しています」
「接客業です。週4~5日くらい預けてます。すごくありがたいです、時間を気にせず働けるので。(お迎えは?)午前4~5時とかですね」
子どもを預けたら、すぐさま車に乗り込み職場へ。
ペンタゴンの利用者の一人、今井香織さんです。
札幌でカレー店を経営しながら一人で8歳の娘を育てています。カレーとカレーうどんUZU 今井香織さん
「小さい頃から預かってもらってて。24時間やってて、飲食店なので片付けとかで夜遅くなっちゃうこともあるので。私はすごく助かっています」