在間さんが、89歳、88歳、86歳のプレーヤーとパス練習。


4人合計で360歳オーバーの、華麗すぎるパス回し!
それぞれが笑顔で無理なく、大好きなバスケを楽しんでいます。

在間さんは「今は練習を見ている方が長い。それでもこうやってみんなと週に一回会って元気な姿を見ると元気がもらえる」と話します。


バスケ人生の始まりは12歳。
その数年後には戦時下となり、バスケットボールは敵国のスポーツとして、さまざまな規制が敷かれますが、在間さんの情熱が消えることはありませんでした。

「バスケットはやっぱり僕にとって生きがいだったんだね、いうなれば」

戦後、教員となり指導者としてバスケに没頭。
当時の姿を捉えた貴重な映像がHBCに残されていました。

1959年・当時34歳の在間さん


1959年、フィリピンのチームを札幌に招いた国際親善試合。
在間さん、この一戦にはレフリーとしてコートに立っていました。

当時34歳。今から64年も前の出来事です。

1959年・当時34歳の在間さん


自宅には教え子や仲間から送られた思い出もびっしり。


大正から令和まで、バスケとともに駆け抜ける98歳。
まだまだ終わる気はありません。

「まさかこんなに長く生きられると思っていませんでしたから。私の体の続く限りね。皆さんの顔を見るだけでも、続けたいなと思っています」