2026年の秋もここまで気温が高めで経過している北海道ですが、札幌市の定山渓では例年より早いペースで紅葉が進んでいます。秋全体の平均気温だけでなく、夜間の冷え込みが色づきを早める要因です。今後の見頃を長期予報から紐解きます。(HBCウェザーセンター 近藤肇気象予報士)

最近、知人などから「今年の紅葉はいつごろが見頃になりそうですか?」と尋ねられることが多くなりました。

北海道はこの夏も暑く、9月後半も気温の高い日が続きました。

そうなると、「今年の紅葉は遅れるのでは?」と思いたくなります。

ところが、実際の色づきは、そう単純ではないようです。

札幌の紅葉の名所、定山渓の現在の様子を取材すると、むしろ「例年より早いペースで進んでいる」という話が聞かれました。

9月25日の定山渓(錦橋から)。木々の一部ではすでに色づきが始まっている
9月25日の定山渓(錦橋から) 木々の一部ではすでに色づきが始まっている=定山渓観光協会提供