中国で高級食材として高値取引 密漁の背景にある圧倒的な品薄感

なぜ、ナマコの密漁は行われるのか。捜査幹部の「見立て」です。

稚内警察署 刑事課 松平洋祐 警部補

稚内警察署 刑事課 松平洋祐 警部補
「ナマコがいま中国圏で高値で取引されているという背景がある。そこに売却をして高い利益を得るため。暴力団の資金源になっていることは間違いない」

中国・北京のレストランでは乾燥させたナマコの煮込みやスープは、一皿約5000円。フカヒレやアワビと並ぶ高級食材です。

JNN北京支局 中原達也 記者 ▶関連する写真をさらに見る

JNN北京支局 中原達也 記者
「いただきます。とてもぷるぷるで味が染みています。高級な味がしますね、美味しい」

中国は、世界のナマコ消費の6割以上を占める最大の市場です。

「いくらあっても足りない」。この品薄感が密漁の背景にあります。稚内漁業組合によるとナマコの今年の浜値は1キロ2300円ほど。年間扱い額の4分の1を占める組合の貴重な収入源です。