ユーモアを忘れずに自身もイグ・ノーベル賞を目指す
馬場佑里香記者
「今回の賞状やトロフィーはどうされる予定ですか」
高原幹教授
「海野教授の奥様にお会いして、お渡ししようと思っています。受賞の連絡をした際は驚いたとおっしゃっていましたが、すべて任せるのでぜひ行ってくださいと大変喜ばれていました。生前にご受賞いただければもっと良かったのですが、心からおめでとうございますとお伝えしたいです」
馬場佑里香記者
「高原教授ご自身も、今後イグ・ノーベル賞を目指されますか」
高原幹教授
「イグ・ノーベル賞は狙って取れるものではありませんが、日頃からある程度ユーモアを持ちながら研究を楽しむ心がないとできないと思っています。機会があれば取りたいですね。実は、私自身が甲状腺の手術を受けた際に合併症を起こし、患者さんの気持ちになれた経験があるので、それを一度論文にしてみようかと考えています。もし違う視点で面白いと目に留まっていただければいいですね」

馬場佑里香記者
「本家のノーベル賞受賞者の方々も授賞式に出席され、鼻をかんで海野教授を称えていたそうですね。他にも授賞式での思い出はありますか」
高原幹教授
「他の受賞者の方で、ゴキブリのおもちゃをたくさん持って配っている方がいました。私も緊張していると伝えたら2つほどおもちゃをもらい、それをずっと握りしめながらスピーチをしました(笑)。また、ゼロが13個も並んだ10兆ジンバブエドルもユーモアの一つとして皆に配られました。インフレで1円くらいの価値しかないそうですが。本当に何が受賞するかわからないのがイグ・ノーベル賞ですね。貴重な体験をさせていただきました」
馬場佑里香記者
「貴重なお話をありがとうございました」







