当たり前になりつつある墓じまいと人気が高まる代行サービス

当たり前になりつつある「墓じまい」と、人気が高まる「代行サービス」をもうひとホリします。

墓の前で手を合わせる女性の様子
墓じまいをする加藤さん ▶関連画像ギャラリーを見る

加藤美代子さん
「お父さん、すみませんね。お引越しです、お引越し。ごめんね、娘に迷惑かけられないから」

北海道岩見沢市に住む加藤美代子さん(80)
8月25日、美唄の墓地で墓じまいをしました。

加藤美代子さん
「本当にこのように自分でできたのは、何かすごく、涙が出るほど嬉しいですね」

墓を建てたのは約17年前。比較的新しい上、夫が生前、大切にしていた場所だけに、墓じまいには、葛藤があったといいます。

加藤美代子さん
「このお墓を建てた時に、夫は毎日のように来て自分の亡くなった時に、そこに入る墓を自分で見に来て、すごく思いがあったんです。その思いを私が解体するのは、ちょっと忍びないところもたくさんあるんですが、娘のことを考えて決断しました」

加藤さんは3姉妹の長女な上、子どもも娘たちだけ。
これまで、亡くなった夫の墓と、自分の両親から継いだお墓を守ってきましたが、そうした苦労や負担を娘や孫の世代にかけたくないと、墓じまいを決断しました。

加藤美代子さん
「ここにお参りに来るとほかに墓を解体している人が結構いまして、やっぱり子どもにもう墓を見てもらうのが大変な世の中になってきているのではないかと思いますよね」