その辺のカツアゲの最悪版という感じじゃない?
「血が付いたとか、迷惑代とか、そもそも暴行の理由に八木原(被告)関係ないですよね」と切り込んだ検察官は、「あなたたちも迷惑かかったという話をしていたよね。勝手に来て迷惑代を払えとは、どういうことなんだろう。ボコボコに蹴り入れて、カップルの話も聞かずに、血が付いた金払え、迷惑代だ、これどういう発想?こんなのただイライラしてあなたが勝手に腹をたてて、その辺のカツアゲの最悪版という感じじゃない?」と、暴行の実態が単なる金品の強奪だったのではないかと問うと、主犯格とされる男は「そうだと思います」と小さな声で答えるしかありませんでした。
一方、少年(当時17)に対しても、検察の容赦ない追及が続きました。7月16日と23日の検察側の被告人質問で、少年(当時17)は犯行後の行動を問われました。
長谷さんから奪ったお金の使い道を問われた少年(当時17)は、「2000円ほど、事件後のラーメン屋で、次の日の外食に行った時にハンバーグ店で5000円、お釣りはゲームセンターで100円ぐらいUFOキャッチャーで使いました」と証言。検察官が「いつもあなたがラーメン屋で使うよりも多いですか?少ないですか?」と問うと「多いです」と回答し、「被害者から取ったお金で贅沢しようと考えたと思います」と、奪った金で遊興にふけっていた事実を認めました。
さらに検察官が「被害者が亡くなっていると、いつ頃知った?」と問うと、少年(当時17)は「その(ハンバーグ店での)外食中です」と答えました。長谷さんの死亡を飲食店で食事中に知るという状況で、どのような気持ちだったかを問われると、「人を殺してしまったんだと考えたが、事件についてニュースや記事で何も出ていなく、ばれないんじゃないかと思った」と当時の心境を述べました。







