桂田被告の刑事責任について専門家は…「責任は対等」
堀内キャスター:
今回の裁判で、操船に関わっていない桂田被告は、刑事責任を問われる可能性があるのでしょうか。海難事故に詳しい弁護士に聞きました。

海難事故に詳しい田川俊一弁護士
「これは大変珍しい。操船していた船長、あるいは航海士が刑事責任を問われることはざらだが、乗船していない人が刑事罰を問われるのは大変珍しい。船長だけ(の判断)では危ないので、運航管理者に船舶の運航を中止させたりする権限を与えているわけだから、運航管理者の責任は当然重い。船長と運航管理者の責任は対等。船長にも責任がある。運航管理者にも責任がある」

堀内キャスター:
天気が悪ければ出航しないなどという判断というものを、船に乗っていない桂田被告、つまり運航管理者にも、船長と同じだけの責任があったというふうに専門家は見ています。
コメンテーター 田村次郎さん(ハンバーガーボーイズ):
まず、あの業務上の立場が全然対等じゃなかったような感じだったと思うんです。結局、売り上げ上げろよっていうようなところで、船長も断れなかったっていうような話も私は、聞いていたんですけれど。そんな中でこの責任というところになってくると、それを断れないような状況にしていた…責任者に問われるっていうのは、運航管理者に問われるっていうのは、私は当たり前だと思います。ハッチが不具合だからどうのこうのって、ハッチの不具合を知らなかったとしても、あの天候で船を出航させていたら、他の原因で何らかの事故が起こるかもしれないということも、やっぱ考えなきゃいけないし、なんでそんなことを考えられなかったんだろうっていう。細かく挙げていくと、本当に怒りしかわいてこないんです。だから、無罪を主張しているということもありますけど、ちょっと信じられないなっていう感じがします。
堀キャスター:
二度とこのような悲劇が起きないように、事故の教訓を生かしていかなければいけません。判決は6月17日です。







