除却命令の行方は…運営会社は“弁明書”を提出、札幌市は「妥当な判断」

堀啓知キャスター)
札幌市が建物の「除却命令」を検討している中で、運営会社は強行的な手段ではなく、動物の福祉に配慮してほしいと訴えています。

堀内大輝キャスター)
今回撮影できたエリアでは、ほかにもライオンやイヌ、馬などがいて、馬の散歩をしている様子もあったということです。動物の飼育員の数も確保されていたようです。
ノースサファリ側は、「都市計画法に違反したことは事実で正当化の余地はない。深く反省し、重く受け止めている」とした上で、弁明書では次のように主張しています。

▼すでに閉園していて、今後さらに周辺に建築物が増え、都市が無秩序に拡大するおそれはない
▼動物の移転先が確定していなく、建物を除却することができないなどとして、除却命令という強行的な処分は不適法であり除却命令を発出する必要はない

堀内キャスター)
万が一、除却命令を発出する場合については…

▼飼養・保管に許可が必要な特定動物を移動させるには相応の時間を要するとして、建物撤去の期限を2027年11月末にするよう要望

堀内キャスター)
一方で、札幌市側は以下のようにこう主張します。

▼20年近く前から文書や口頭による指導を繰り返してきた、10月末を除却期限とする除却命令の発出は妥当な判断

堀キャスター)
都市計画法に基づく除却命令は、違反すると1年以下の拘禁刑、または50万円以下の罰金刑が科される重大な行政処分です。札幌市は早ければ今月中にも除却命令を出す見通しです。