対策できないかも…現場から漏れる本音
北海道南部で林業を営む森林組合。扱うのは針葉樹ですが、周辺の市や町から、広葉樹のナラ枯れ対策への協力を求められています。しかし…

はこだて広域森林組合 鈴木敏也参事
「渡島管内は非常に急傾斜地が多く、ナラ枯れの被害を発見しても、現地にたどり着くことができない。そうすると被害木を処理できず被害が拡大する可能性がある」

組合の作業員13人のうち、来年度から半分以上がナラ枯れの対策に当たることになり、本来の業務が滞りかねないと懸念しています。
はこだて広域森林組合 鈴木敏也参事鈴木参事
「人員と手間、時間も取られて、主としている仕事ができなくなると(ナラ枯れ対策を)お願いされてもできないのが現状かもしれません」
北海道の大切な資源であるナラ。伝染病から守るために、本格的な対応が求められます。
北海道は、感染の疑いのある樹木について情報提供を呼びかける

専門家によりますと、ナラ枯れが広がっている道南では林業の中心が針葉樹のため、今のところ経済的な影響は出ていません。
しかし、旭川市などの道央では、ナラなどの広葉樹が木材として多く利用されているため主要な産地に感染が広がる前の対策が重要ということです。
ナラ枯れは、感染が拡大する前の早めの対策が重要なため、道は感染の疑いのある木について情報提供を呼びかけています。










