8割が外国人 言葉の壁を越える手作りツール

救出後の搬送には危険も伴う◆この記事の画像を見る◆

深刻なのは、遭難者の約8割が外国人というデータです。警察によると、救助された人の7割が準備不足の状態で山に入っており、特に外国人にその傾向が強いといいます。

言葉の壁は、救助活動において大きな障壁となります。そこで道警は、コミュニケーションを円滑にするための様々なツールを隊員たちの提案で手作りしています。

山岳遭難救助隊が実際に使用しているカード◆この記事の画像を見る◆

その一つが「翻訳カード」です。「Do you have any pain?(どこか痛いですか?)」といった、救助に必要な会話が多言語で書かれています。

冬山ではスマートフォンのバッテリーが切れたり、電波が届かなかったりすることも珍しくありません。そんな状況でも確実に意思疎通を図るための、アナログながらも非常に重要なツールです。意識がはっきりしない相手に、指差しで答えてもらうこともできます。