《「生態も行動パターンも変わってしまった」クマが日常の脅威に…》

 北海道南部の福島町で2025年7月、そして4年前に人を襲い、2人の命を奪ったクマ。仕留めたハンターも警戒を強めています。

クマを駆除したハンター(70)
「クマはもう生態も行動パターンも変わってしまっているから、それに、われわれは何とか追いついていかなきゃない。その難しさっていうのはありますね」

クマは、人の暮らしのすぐそばに、日常の脅威として存在し始めている。2025年は、その事実を突きつけられた1年となりました。

道立総合研究機構の釣賀一二三シニアアドバイザー(自然環境部)は、クマとの危険な遭遇や事故を防ぐために、次のような指摘や注意を呼びかけています。

▽市街地周辺だとしても、短期間にすべて排除することは難しい。

▽周辺にクマがいることを前提に、しばらくは生活する必要がある。

▽生ごみの管理などを徹底して、クマを寄せつけないこと。

▽早朝や夜間など、クマが動き回る時間帯の活動を控えるなど。


【2025年12月26日(金)「今日ドキッ!」にて放送】