凍てつく寒さの中、1房ずつ手作業で収穫されるのは凍ったままのブドウです。

ワインで有名な北海道十勝地方の池田町、18日未明の最低気温はマイナス19℃まで冷え込みました。
品種は池田町発祥の「山幸」。

実ったまま自然に凍らせると糖度が2倍になるということで、濃厚な甘さの「アイスワイン」が仕上がります。
作業は19日も行われ、合わせて2トンの収穫が見込まれています。

池田町ブドウ・ブドウ酒研究所 製造課 東 億 課長
「非常に濃厚で甘さが特徴。『山幸』特有の程よい酸味も残っているので、酸と糖のバランスがいいワインになると思う」

収穫されたブドウがアイスワインとして出荷されるのは1年後で、楽しめるのは2026年のクリスマスになりそうです。







