来年2月に開かれるさっぽろ雪まつりの5つの大雪像のデザインが発表されました。

5つの大雪像のデザインは、12日に開かれた雪まつりの実行委員会で披露されました。

田中未来記者
「大通7丁目会場のHBC広場の大雪像は、こちら。テーマは北海道大学の古河講堂です」

大通7丁目会場の「HBC広場」の大雪像は、来年150周年の節目を迎える北海道大学の古河講堂です。

1909年、明治42年に建築された古河講堂は、フランス・ルネサンス風のモダンな建物で、国の登録有形文化財に登録されています。

大雪像では高さ13メートル、幅26メートル、奥行17メートルの、実物の2分の1のスケールで再現されます。

大雪像は、ほかにも北海道が一大産地であるサラブレッドとポプラ並木を描いたものや、幕末の戊辰戦争で難攻不落の名城として知られた福島県会津若松市の「鶴ヶ城」。

さらに、世界的大人気映画のキャラクターや縄文時代を今に伝える国宝の中空土偶の雪像も登場します。

さっぽろ雪まつりは、大通など3つの会場で来年2月4日から11日まで開催されます。