《冬の備えの確認を》
8日の青森県東方沖の地震をきっかけに「北海道・三陸沖後発地震注意報」が発表されています。
これは、発表から一週間程度は次の大きな地震(後発地震)に注意し、地震や津波への備えを呼びかけるものです。
冬の震災は、積雪や凍結路面による避難の遅れ、停電時の暖房の確保など、夏よりも被害が大きくなりやすいです。今回の地震でも避難中に転倒し、けがをしてしまった事例がありました。
さらに積雪が増えると、想定していた避難経路が使えない場合もあるかもしれません。改めてハザードマップを確認し、冬でも安全な避難経路が確保できるのかを考えてみましょう。
そして、停電や断水などを想定し、食べ物や飲料水だけでなく、使い捨てカイロやポータブルストーブなど寒さを防ぐための備蓄品を今一度見直しておきましょう。
◇HBCウェザーセンター:篠田勇弥気象予報士







