1997年に経営破綻した北海道拓殖銀行で、最後の頭取を務めた河谷禎昌さんが、13日に亡くなっていたことがわかりました。90歳でした。
河谷禎昌さんは1957年に北海道拓殖銀行に入行し、専務、副頭取などを経て経営破綻時の最後の頭取として知られています。
北海道内唯一の都市銀行としてバブル期の道内経済の発展を支えましたが、拡大した融資が巨額の不良債権となり都市銀行として国内で初めて経営破綻しました。
親族によりますと、河谷さんは13日午後8時すぎ、自宅のソファで眠るように息を引き取っていたということです。
病気などはなく、亡くなった当日も元気だっただけに、HBCの取材に親族は「あまりに突然で驚いている」と話しています。
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