8月、北海道釧路市で30人規模の乱闘を起こし逮捕されていた男3人が、同じ乱闘で別の無職の18歳の男にもけがをさせたとして10日再逮捕されました。

傷害の疑いで再逮捕されたのは、帯広市の20歳の自称解体工の男と、帯広市の19歳の自称派遣社員の男、音更町の22歳の自称会社員の男です。

3人は8月17日、釧路市の施設敷地内で釧路市に住む18歳の無職の男性に対し、殴る蹴るなどの暴行を加え、全治1週間の打撲などのけがをさせた疑いが持たれています。

男3人と被害者の男性に面識はありませんでした。

傷害容疑で男3人を再逮捕した釧路警察署

警察によりますとこの日、現場では帯広市のグループ約20人と釧路市のグループ約10人が集団でけんかをしていて、3人は帯広市のグループに所属していました。

警察は3人の認否を明らかにしていません。

この乱闘をめぐっては、これまでに8人が逮捕されていて、警察は再逮捕された3人の余罪や他にかかわったメンバーがいないかなど当時の状況を調べています。