《再稼働で見込まれる効果》

見込まれる効果としては、データセンターやラピダスの半導体製造工場で増加する大量の電力需要に応えることができます。

こうした需要の増加を前提として、家庭向け電気料金「11%程度値下げ」される方針が示されています。平均的なモデルで月1000円程度ということになります。

ただ、再稼働には多額の費用

現在、再稼働に必要な安全対策や津波対策の防潮堤の工事も含めて、少なくとも5150億円が見込まれています。

さらには、広域的な避難路などの安全対策、核燃料輸送船を発着させる港の整備も計画されています。こうした費用は私たちの税金や電気料金で賄われることになります。