工場登録の返答もないまま、さらなる条件追加の可能性

中国側の禁輸解除発表の前に、工場再登録という手続きを踏みました。厚生労働省から中国側へ書類が送られたはずですが、まだ返答が来ていません。
さらに衛生検査の項目が増えて、時間も日数もかかるようになりました。10月1日に検査を出して、11月10日ごろに合格したと聞いています。
登録がそろそろ来るだろうと思っていた矢先に、こういう状態になった。元通りになってしまったわけですから、今後何かプラスされる可能性が高いという心積もりはしておかなければなりません。
来年の事業計画に影を落とす不確実性

時期的に、ホタテのシーズンはほぼ終わっています。来年の製造計画や事業計画を立てる時期ですが、中国への輸出というものは先ほど申し上げた通り、考え直さなければなりません。
私たちはそこまで依存はしていませんでしたが、物量は多かったんです。2割というのは結構な数量ですから。
再開になった場合、その分をどうするか。半分にするのか、3分の1にするのか。
これは価格の問題ではないんです。中国側の要望通りのスペックで作ったとしても、それが輸出できなくなるリスクがある。中国で消費される製品と、日本国内向けの製品では違う部分もありますから。







