北海道内は、28日から29日朝にかけて上川地方を中心に雪が降り一時、旭川市などで最大2万5000戸が停電したほかスリップが原因とみられる事故で1人が重体です。

道内は28日から29日にかけて上川地方を中心にまとまった雪が降りました。
旭川市では10月としては9年ぶりに5センチ以上の雪が積もりました。

・旭川市民
「大変です。こんなに降るとは思わなかった」
上川町では、午前4時に10月としては観測史上2番目の25センチの積雪を記録しました。

上川地方では、雪の重みで送電線が絡むなどして、断続的に停電が発生。旭川市などで一時、最大で2万5千戸が停電しました。
JR石北線や富良野線では線路上に木が倒れて合わせて49本が運休しましたがいずれの路線も現在は通常運転に戻っています。
一方、午前6時すぎには、長沼町西7線北の橋の上で軽トラックと乗用車が衝突しました。

この事故で軽トラックを運転していた71歳の男性が意識不明の状態で病院に運ばれました。
事故当時、路面は凍っていて2台とも夏タイヤでした。
警察は、どちらかが反対車線にはみだした可能性があるとして事故の原因を調べています。







