2024年、生後間もない赤ちゃんに暴行を加えて殺害し、北海道北斗市の実家の庭に埋めて遺棄した罪に問われている26歳の女の裁判員裁判で、女は「リビングの窓から花壇が見えてすぐ、赤ちゃんを埋めようと思った」と話しました。
住所不定の無職・大内流星被告(26)は、2024年4月から5月にかけて、青森県弘前市内のアパートで出産した生後間もない女の赤ちゃんに暴行を加えて殺害し、北海道北斗市の実家の庭に遺体を埋めて遺棄した、殺人と死体遺棄の罪に問われています。
23日に函館地裁で開かれた初公判で、大内被告は死体遺棄罪について「間違いない」と認めたものの、殺人罪については「赤ちゃんは生まれた時から死んでいた。
暴力はふるっていない。殺意はない」などと述べ、起訴内容を否認していました。
検察は、「被害者を殺害しようと考え暴行を加え、殺害した」と指摘。
一方、弁護側は「被告は赤ちゃんの泣き声が聞こえなかったため、赤ちゃんが生きていたと認識しておらず、暴行した記憶がない」などと主張し、死体遺棄罪については争わないものの、殺人罪については無罪を主張していました。







