インターステラ社「ゼロの開発でかなり山場」

もうひとり、注目を集めたのが大樹町のインターステラテクノロジズです。

2021年の最後の打ち上げからすでに4年。現在、人工衛星を載せる大型ロケットZEROの開発を進めていますが次の打ち上げは、いつ頃になるのでしょうか?

インターステラテクノロジズ 稲川貴大社長
「ロケットエンジンでいうと部品の開発は進んでいる。ロケットエンジンという一つの物に対し、今年度試験を行っていく。これがゼロの開発でかなり山場になる」

そのインターステラ社を人とカネの両面でものづくりから支援するのがトヨタです。

元副社長が単独インタビューに応じました。

トヨタ自動車エグゼクティブ・フェロー 河合満氏
「インターステラ社を去年見て、ああ本当にマチ工場だなと。今年見てびっくりしして、この1年でこの成長はすごい。よくぞここまで。1年であそこまで作るってエンジンも完成してZEROがもうちょっとで飛ばせるってすごい」

今、大樹町の北海道スペースポートでは新たな発射場の建設が進んでいて2026年秋に完成します。

ZEROはそこから2028年の3月までの間に打ち上げられることになりそうです。