記者の取材後記
私たちが、飲酒運転をなくす社会体制を、いますぐに作ることは難しいかもしれません。
しかし、お酒を飲んだら運転しない。そしてそれを他人にもさせない。その意識を持つことや、声かけをすることはすぐにできます。そうしたことが、飲酒運転根絶のために誰もができることの1つであり、実践していくべきことだと思います。
10年前、一家5人が死傷する飲酒ひき逃げ事件があった北海道砂川市。市内のある飲食店の店主は、お酒を注文する客には、煙たがられたとしても、車で来ていないか、必ず確認するといいます。「大切なお客さんが傷ついてほしくないから」。こうした声掛けで、客が飲酒運転をしようとしていたのを防いだこともあるそうです。
飲酒運転を根絶するために、社会が、私たちができることは何か?一人一人が考えていかなければなりません。(HBC北海道放送報道部 馬場佑里香)
■この記事は、3部構成になっています。
【第1部】「どれだけ泣き叫んでも、本人は二度と目を覚ましてくれない」24歳の息子を奪われた両親…受け入れられない現実
【第2部】「人殺しとしか言いようがない」処分保留で釈放された飲酒運転の男性への強い憤り24歳息子を奪われた両親の叫び
【第3部】1年経っても処分保留のまま…「静かに待つしかない」両親の葛藤と願い "判断が出ない"理由について専門家は
※亡くなった田中友規さんの両親へのインタビューは、事故から1年を前に、9月15日に行ったものです。










