◆《財源確保は待ったなし…寄付額50億円目指す“ふるさと納税”》

世永聖奈キャスター)
北見市によると、公園、市道ともに問い合わせはあるものの、正式に命名権を取得したい…という応募は、ごく僅かとのことです。

堀啓知キャスター)
 北海道内最大の広さを持つ自治体ですから、公園も市道も沢山あって、商品の数は豊富なんでしょうけれど、30億円の財源不足を補うには、かなり厳しい状況にあるようですね。

世永聖奈キャスター)
 北見市では財源確保のため、命名権のほか、財源確保のため、昨年度、ホタテや玉ねぎなど約30億円の収入があった『ふるさと納税』の寄付額も、今後50億円に伸ばす目標を立てています。

堀啓知キャスター)
 行政機構の合理化を目指した“平成の大合併”で、全国の市町村は、約“3200”から“1700”と数を減らしました。ただ、自治体の取り組みによっては、北見市のように財政難に陥るケースも少なくないとされます。

やはり、市民の協力なしには、この財政ピンチを解決することはできないので、“やれることは何でもやる”、そうした強い決意とともに、丁寧な説明をしながら、北見市には取り組んでもらいたいと思います。