■《障害者の就労支援に向けた、さらなる取り組みも…》
森田絹子キャスター)
車が好きというだけあって、とても手応えを感じながら、みなさん、汗を流しているとのことですが、この『D.Factory』は、あくまでも障害者の就労支援にあたる福祉事業所という位置づけです。
つまり、ここでの経験を活かした仕事を見つけて、経済的な自立につなげてもらい…そうした支援の場なんです。
そして『D.Factory』では、より具体的な仕事先につなげたいと、板金や洗車といった資格も今後、取得もできるような仕組み作りも進めているとのことです。
堀啓知キャスター)
このような支援の取り組みがあるわけですから、その自立に向けた一歩を、社会がどう受け取っていくかが、とても大事になるかと思います。
整備士の不足も全国的に深刻化しているので、当事者の“好き”を活かした障害者の自立支援が、いい形で結びついてほしいという願いとともに、障害のある人たちが、経済的に自立して、心穏やかに暮らせるように、社会全体で向き合っていく必要があると感じました。特集でした。