◇《地下鉄サリン事件から30年…正体を隠して勧誘》

森田絹子キャスター)
資産状況や勧誘の実態についてアレフ本部に質問文を送りましたが、これまでに回答はありません。

カルト問題を長年研究する北海道大学大学院の櫻井義秀教授(宗教社会学)は、後継団体『アレフ』について「大学生にサークルやSNSを通じ、正体を隠して勧誘を行っている。公安や警察による、さらなる強い監視が必要」と指摘します。


堀啓知キャスター)
いまも、サリンの後遺症で苦しむ被害者が多くいます。そして、不安をあおって、間違った道へ引き込んでいくやり方も含めて、オウム真理教をめぐる問題は決して過去のことではなく、現在も続いている、社会全体で考えていかなくてはいけない問題です。