これに対して、長谷川議員はこう釈明します。
長谷川岳参議院議員
「何らかのそういう例えば災害とか、緊急な話でどうしても対応しなきゃいけないという話があれば、そこはそういうふうに北海道との中であるのかもしれないが、個別に具体的な急ぐ必要のない話を、午後5時で午前9時(に来るように)というのは、申し訳ないですが、うちの事務所も応対しきれない」
堀内大輝キャスター
「そういうちょっと無理な要求を長谷川さんの方からしたということはない?」
長谷川岳参議院議員
「基本ないですね」

北海道は、長谷川議員への面会を伴う出張の実態について、今後、対象の職員を拡大して、さらに調査することを決めました。
また、道の計画推進課が、各部署に対し、国の予算成立時に、長谷川議員にお礼の連絡をするよう、複数回にわたってメールで依頼していました。
このメールでは、上京中の職員に「飛行機内でWi-Fiが使える場合は成立後に、使えない場合は新千歳空港到着時にお礼をするように」と具体的なタイミングまで示していました。
こうした対応は、長谷川議員だけの「特別対応」でした。
もし長谷川議員にお礼をしないと、何か不都合が生じるのでしょうか?
長谷川岳参議院議員
「いわゆるその忖度とかそういうことがあったんじゃないかというふうに言われると、それはそれぞれの判断であったかもしれないが、私のいわゆる表現方法という部分も含めて、何となくメールを送らなきゃとか、そういうことを含めて、(メールを送る)流れになったのなら、私自身も変えていく」
そして、政治家としての今後については…。
長谷川岳参議院議員
「(今回の件を)自分の中での最大の汚点であると教訓にして、しっかりと活動をしていきたい」
長谷川議員への告発が相次ぐ一方で、札幌市の幹部からは長谷川議員を頼る声も聞かれます。