“パワハラ疑惑の告発”にどう答えたのでしょうか?
北海道 鈴木直道知事
「威圧的だというふうに受け止めた職員が複数確認をされましたので」

北海道が行った聞き取り調査でも、複数の幹部職員が長谷川議員の言動を「威圧的」と受け止めていたことが明らかになりました。
東京での会議で、長谷川岳参院議員は、
「この資料、私はもらっていませんね。資料がないので急に聞かれて分かりません。どうなっているんですか?」などと話し、
道職員が、長谷川議員に根回ししていなかったため、つるしあげられたと言います。

長谷川議員、“威圧的言動”について釈明
こうした言動の数々が職員を委縮させているという指摘に、長谷川議員は、こう釈明します。
長谷川岳参議院議員
「地域への対応が遅いときは、厳しいことは投げかけたり、熱くなったりすることはよくあったと思う。こういう表現方法はやっぱり避けるべきだと、事務所のスタッフからも厳重に注意をされた」

道幹部職員の出張は70回、約550万円
また、関係者によりますと、去年1年間に、道の幹部職員4人が長谷川議員への説明などのために東京へ出張した回数は70回。その費用はおよそ550万円にのぼります。このうち約2割は、長谷川議員に会うためだけの出張でした。
さらに、北海道幹部職員は、
「前の日の夕方に、『あすの午前9時に来るように』と幹部職員が急に呼ばれることもあった」と証言します。