■努力義務となったヘルメット着用…でも北海道では着用率6.4%と低調
暖かくなると自転車を利用する人が増えますが、去年4月の道路交通法改正で自転車を運転する際のヘルメット着用が“努力義務”になっています。
しかし、警察庁の調べによると、北海道内のヘルメット着用率は【6.4%】。全国平均の【13.5%】を大きく下回り、安全意識の低さが浮き彫りになっています。
北海道警の調べによりますと、2019年から去年までの5年間で、自転車に乗っていた45人が死亡。
このうち21人が『頭部外傷』、つまり頭を強く打ったことが原因で亡くなっているとのデータがあります。

こうした自転車を運転中の死亡事故を防ぐためにも、ヘルメットの着用を普及させようという取り組みが、北海道内の各自治体で始まっています。
苫小牧市のケースです。

◆《苫小牧市→自転車用ヘルメット普及の取り組み》
・ヘルメット着用の購入費に費用の半額を補助(上限2000円)
【対象】18歳以下の苫小牧市民
【申請】5月中
【定員】650人(申請人数が超過した場合は抽選)