
これまでの公判で、女2人は起訴内容を認め、検察は「野澤被告の自業自得も否定しがたい」としながらも、五十嵐被告に懲役3年、小田桐被告に懲役2年を求刑。
野澤被告の「自業自得」とは何なのか…検察は、事件の背景などを下記のように指摘しています。
■検察指摘の経緯、事実関係
・野澤被告と五十嵐被告は、同じ中学校で教諭と生徒
・五十嵐被告が中3時と高1時、性的関係
・室蘭市外の高校にすすみ、寮生活の五十嵐被告を時折、車で送迎
・性的関係解消後も、五十嵐被告が野澤被告に悩み相談
・1998年に長男誕生、その後も近況などを年賀状で報告
・長男の高校受験に向けて、野澤被告が家庭教師
・心筋梗塞を患った五十嵐被告を野澤被告が見舞う
・2021年、五十嵐被告の口座残高2860円、カードローンが約30万円
・妹分だった小田桐被告に性被害、フラッシュバックなどを相談
・小田桐被告が野澤被告に問い質すも、否定される