小学生から“防災リュック”を ポイントは親子で作ること
続いては「防災リュック」についてです。実は小谷野さんによりますと、小学生からマイ防災リュックを作っておいた方がいいということなんです。

作る上でのポイントは、親子で一緒に作ること。子ども自身が中身を把握することが大事だそうです。そして、お子さんの体格や体力に合わせて中身の重さを調整してください。
子ども用の防災リュックをサンプルで用意しました。

「水」は重くなってしまいますが、必ず入れるようにしましょう。重さはお子さんの体力に合わせてください。
また、避難所生活は子どもたちにとってもすごくストレスがかかるものなので「おやつ」を入れておくのもポイントです。いつもお子さんが食べているもので、日持ちするものがいいということです。


さらには、子どもは大人より虫歯になりやすいということで「歯磨きシート」。虫歯は不眠や食欲不振の原因にもなります。
そして「ネックライト」という首にかける懐中電灯のようなもの。これは夜中などに子どもとはぐれないための目印として使うことができます。

いろんな事態を想定して、お子さんと話し合いながら中身を決めていただければと思います。
東海地方でも南海トラフ巨大地震の発生が危惧されています。いまできる備えを行いましょう。