「廃車にするしかない」と言われた愛車は

しかし購入した軽乗用車には不具合が多く、不審に思った女性がアウディが本当に廃車になっているか運輸局に問い合わせたところ、廃車されず別の会社に転売されていたことも発覚しました。

(提訴した女性)
「『廃車にお金がかかってもそちらには請求しません』と言われた。そういう嘘を平気で並べる」

女性とその弁護士は、アウディには100万円以上の価値があり、購入した軽乗用車の価格は25万円が妥当だと主張。ビッグモーターと兼重宏行前社長に対し、218万円の損害賠償を求めています。

(提訴した女性)
「人としてそれだけ嘘を並べて、人をだまして利益を得ようとする。残念でならない」

今回の訴えに対してビッグモーターはCBCテレビの取材に「係争中の案件のため回答は控えさせていただきます」とコメントしています。