(正木小学校 上田真大体育主任)
「朝早く来て、塩素の濃度チェックやプールの中のごみをなくすのが結構大変で」


正木小学校の場合、民間委託する前は教員が、プールに入れる薬品の濃度や水温を管理し、授業中も児童の安全確保に細心の注意を払う必要がありました。

しかし、スポーツジムのインストラクターの力を借りるようになってからは、より多くの目で児童の安全を確認でき、丁寧な指導ができるようになったといいます。

泳ぎのレベルに合わせて、3つのクラスに分けて細かく指導が行われています。その結果…


(小学6年)
「(泳ぎが)上達した。平泳ぎが得意になった」
「クロールがちょっとだけ進めるようになった。教えるのが上手」

(正木小学校 加賀幸一校長)
「間違いなく泳力は、格段に上がる率が高い。これから条件さえ整えば進めていくべきこと、マイナス面はほとんどない」

変わりゆく夏の学校の風景…水しぶきの音が学校から消えていくのかもしれません。