学校内のプールではなく、スポーツジムなどを活用して水泳の授業を行う学校が増えています。
ここは、名古屋市中区のスポーツジム。ラ・グラッセ山王橋。
名古屋市立正木小学校の児童たちは全員、毎週金曜日、学校から徒歩5分の、このスポーツジムのプールで水泳の授業を受けています。


(小学6年)
「(外のプールは)めちゃくちゃ冷たいシャワー」
「雨とかでもできるし、外のプールは寒いときがあったから、中は温かいから良い」
屋外の学校のプールに比べ暑さ、寒さに左右されない、スポーツジムのプールは快適です。

(正木小学校 加賀幸一校長)
「子どもたちの評判もとてもいい。他の校長は『うちもやってほしい』と願っているところが多い」
正木小学校では2019年からプールの授業を民間委託していますが、名古屋市内では現在、6つの小学校が民間委託しています。その理由の一つは…プールの老朽化などによる修繕費、維持費のコスト問題があるからです。

(記者 去年7月)
「このプールでけがをした子どもたちは、手や足を底について移動する“わにさん歩き”をしていて擦り傷を負いました」