経費削減のため 議員バッジの仕様変更を行った県議会も

愛知県議会の議員バッジについて話を聞くため、今回3期目の当選を果たした、政木りか県議を訪ねました。
政木県議は、これまで議会から配られた3つの議員バッジが手元にあります。
今回配られたバッジが5万円以上になった事についてどう思っているのでしょうか。

(愛知県議会・政木りか議員)
「全然知らなかった。ちょっと高いというのが率直な感想。議会改革もしくは一般質問で、そういったことを取り上げることもあるので、今後は早めに自分たちのバッジをどうするかというのを決めていくべき。コスト削減できるならできるだけ抑えて、作ったほうがいいと私は思う」

金の高騰を受け、今年から議員バッジを見直したのが滋賀県議会です。
滋賀県議会も元々、愛知県と同じく18金を使っていました。
今回、土台部分を「銀」にして表面に薄い金箔を貼る「金張り」に議会自ら見直したのです。

(滋賀県議会事務局・吉田拓郎主任主事)
「1個6400円。200万円の節減効果があった」
愛知県も見直すべきか現状維持か。次の選挙は4年後です。
社会を揺り動かす金の高騰。1グラム1万円を超える日も来るかもしれません。
CBCテレビ「チャント!」2023年4月26日放送より