アスリートの睡眠も支える寝具メーカーが手がける座布団とは


久保利明九段が監修し、2017年に発売された上記画像の座布団を作っているのは、愛知県蒲郡市の寝具メーカー「シーエンジ」

東京、大阪の将棋会館にも置かれているこの座布団。
その名も、「NEO3Dハイブリッド座布団」

(シーエンジ 高岡佳久 社長)
「中は網状構造体で2層構造。下はしっかりしたポリエチレン。上は柔らかいポリエステルエラストマー」

日本将棋連盟が推薦するこの座布団のさらなるポイントは!

(シーエンジ 高岡佳久 社長)
「我々は元々マットレスの会社。体圧分散を図りながら作った」

元々、マットレスなど寝具の開発が得意分野で、バスケットボールBリーグの三遠ネオフェニックスの選手や、Jリーグの選手たちも使っています。

そして、NEO3Dハイブリッド座布団については…

(シーエンジ 高岡佳久 社長)
「小さなサイズのクッションも販売」

5年前からは、棋士の皆さんが使う物よりひと回り小さい、家庭用サイズを販売。
特に、長時間の座り仕事をする人たちから支持されているとのこと。

最後に、高岡社長が棋士の皆さんのために工夫したこととして…

(シーエンジ 高岡佳久 社長)
「棋士の先生は、盤面を見る高さが変わると、考えにくくなるらしくて、高さも気をつけて作った」

盤面上の戦いを支えている座布団。棋士の皆さんにとって大事なアイテムなのです。