体操界の新星 笠原有彩選手
2022年4月に行われた女子体操の「全日本個人総合選手権」。世代交代が進む中、優勝したのは愛知県の高校3年生・笠原有彩(かさはら・ありさ)選手です。
優勝が決まった瞬間は信じられなかったと言いますが、指導する岡崎コーチ(レジックスポーツ)もビックリだったそうです。

「去年まではメンタルが弱くて力を出せなかった」そうで、笠原選手は試合会場に入る前から泣き出すこともあったとか。
メンタルの弱さをどうやって克服?
「緊張しないことがいい事とは思わない」という笠原選手。
緊張しても「予定通り」だと思うようになり、実力を発揮できるようになりました。

笠原選手は高さと力強さを生かした演技が魅力です。最近は表現力にこだわっています。
美しく大きく見せるコツとは?

バレエを習っていたお姉さんから「手を出すだけよりも、5センチ遠くに出すように」とアドバイスされました。

素顔は、数学とお菓子作りが得意な高校3年生。
夢の五輪出場に向けて飛躍する笠原選手に注目してください。