4月21日の「全日本体操選手権」を最後に現役を引退した体操・寺本明日香さん(愛知・小牧市出身)が、CBCテレビ『チャント!』に生出演。引退の理由やセカンドキャリアなど、記者会見では“しゃべれなかった話”をじっくり聞きました!

髪をバッサリ切った理由は?生活は変わった?

Q.髪をバッサリ切りましたけども、何センチぐらい切りましたか?
(寺本明日香さん)「一番長いときからは30センチぐらいは行ってるとは思います」

Q.30センチ。なぜ急に切ろうと思ったんですか?
(寺本明日香さん)「やっぱり引退したからですね」

Q.ちなみに、その苦楽を共にした長い髪は、どうしました?
(寺本明日香さん)「切ったところの美容師さんが『お疲れ様でした』って、自分の髪の毛で文字作ってくれました」


Q.髪の毛を切ったこと以外で、生活は変わりましたか?

(寺本明日香さん)
「変わり過ぎて、生活でどう過ごせばいいのかわかんなくなっちゃって。一応、
やっぱりお世話になった体育館だったり、先生だったり、仲間だったり、挨拶まわりに行って…、そのほかの時間で、特に食事ですね、何を食べればいいのかわかんなくなりました」


なぜ引退を決めた?会見で言えなかったことは?


長年、取材してきたCBCの大石邦彦アナウンサーが、寺本明日香さんに「どうしても聞きたかった質問」。

Q.まずは、引退会見で言い足りなかったことは?なぜ引退するんですか?


(寺本明日香さん)
「やっぱり去年、オリンピックに出られなかったんですけども、リザーブとして仕事を終えた時点で終わるとは思ってたけど、やっぱり自分の心の中のモヤモヤがあって、続けたいって、まわりの人たちに相談して、全日本までは続けようって決めたときに、自分の中ではもうちょっと、いけると思ったんですよ。もうちょっとできるかなって思ってたんですけども、東京オリンピック終わった時点で、気持ちがバツンって切れてるんで、自分が思ってるよりも、同じトレーニングをしても、同じ食生活しても全然元に戻らなくて、やっぱり気持ち、1回切れるとこれだけ、体も切れちゃうんだってすごく思って、ちょっと心が折れそうになりましたね」

Q.アキレス腱を断裂したのは左足だったんですけども、古傷のやっぱり右足が悲鳴を上げていましたか?

(寺本明日香さん)
「そうですね。よくアキレス腱がアキレス腱がって、多分皆さん思うと思うんですけども、自分が爆弾を抱えてるのはやっぱり右足の方で、左アキレス腱を切ったのも右足をかばっていたから、左足を切ってしまったんですよ。なので、右足がやっぱりトップを目指すためにやる練習量をやると、ちょっと右足がやっぱりどうしても痛くなってしまう。そこでもう心が結構折れそうになって、全日本でしっかり終わりっていう試合をやろうって決めて。それですっきり終われた方が自分はいいなと思って、それを決めました」



Q.6歳から競技を始めて、そして競技生活20年で日本代表10年、これだけ長くできた体操女子の選手って僕は記憶ないんですけども、何でこんなに長くできたんです?

(寺本明日香さん)
「やはり支えてくれた家族はもちろんなんですけども、共に一緒に練習してきた仲間や、それ以外でも、自分に携わってくれた方々、ケアをしてくれたトレーナーさんだったり、体育館を貸してくださったいろんな他クラブの選手や先生だったり、本当にいろんな方々に支えられて、ここまでやってこられたなっていうのはすごく思います