趣味で始めて40年。三重県の答志島(とうしじま)に「和だこ作り名人」と呼ばれる男性がいます。

引き込まれるような強い目力の和だこ。
作っているのは、三重県鳥羽市の離島、答志島の浜崎靖導(はまざきやすみち)さん(75)です。
美濃和紙に描いた下絵に墨で線を引き、ポスターカラーの重ね塗りと乾燥を繰り返します。
最後に目を入れ、完成までにおよそ2週間。
和だこ作りの名人と言われる浜崎さんは40年前、勤めていた信用金庫から宣伝用のたこ作りを頼まれたのがきっかけで和だこ作りの虜になったそうです。
(浜崎靖導さん)
「新しい絵柄にも挑戦して今のままずっとこの趣味を続けていきたい」
これまでに製作したのはおよそ700枚。ほとんどを知人にプレゼントしたということです。