12年間の防災対策の成果は…

今回の新しい予測では、愛知県内の死者数は最大約5300人。しかし、元々の目標は約1200人と、大幅な開きがあります。揺れや液状化による建物の倒壊数も大きくは減っておらず、この12年間の対策でも減災は期待ほど進んでいないことが浮き彫りに。

(愛知県南海トラフ地震 被害予測調査検討委員会 福和伸夫委員)
「残念ながら12年前に出した被害予測結果と、あまり被害が変わらなかった。これは非常に具合が悪い。家を耐震化する、津波が来ない場所にできれば引っ越す。痛みを多少伴うような行動を一人一人がするしかない」

住まいの耐震化や安全な地域への住み替えなど、一人一人の対策にさらなる減災がかかっている中、今後個人への思い切った補助など国による新しい施策が課題となりそうです。