「ようやく宿題が返せた」 思わず涙が

一般的な住宅の「重い」「高い」「部品が多い」という特徴を逆転させ「軽い」「安い」「部品が少ない」家づくりが始まったのです。

(北川教授)
Q.これはインスタントハウスの原型ですよね?
「長い風船を使って編んでいくだけで、大きな構造体ができる実験。東日本大震災で子どもたちが声をかけてくれて、すぐ作ったもの」

シンプルな構造にたどり着くまで、5年間、試行錯誤を重ねました。

これまでの仮設住宅よりも格段に早く、安く施工でき、おととしの能登半島地震の被災地には、約250棟が設置されました。

(北川教授)
「3歳の女の子が『おうちができた』と、避難所の中で言ってくれた。その時に(東日本大震災の)小学3年生、4年生のことを思い出して、ようやく『宿題が少しでも返せた』と外に出て20分くらい号泣した」

そして、インスタントハウスはさらなる進化を遂げようとしています。