29日に岐阜市で行われたサッカーのFC岐阜の試合中、ボールボーイのパイプ椅子が破損し、14歳の男子中学生が指先を切断するけがをしました。

岐阜県スポーツ協会などによりますと、29日午後3時45分ごろ、岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われたFC岐阜の試合中、ボールボーイが座るパイプ椅子の布が裂けて破損しました。

これにより愛知県の14歳の男子中学生が、右手の薬指をパイプに挟まれ、指先を切断して救急搬送されました。

パイプ椅子は幅35センチ、奥行30センチ、高さ35センチの背もたれのない折りたたみ式で、岐阜県スポーツ協会は同じタイプの66個の使用を中止するとともに施設内のすべての備品の総点検を行う方針です。

協会の担当者は「今後、誠意をもって対応していきたい」と話しています。